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施術の比較と選び方 · Q40

ウルセラとサーマクールの違い:超音波と高周波の原理比較

質問: ウルセラとサーマクールは何が違いますか?

結論

ウルセラ(ウルセラプライム)は超音波エネルギーを皮膚の下の決まった深さの一点に集めて熱凝固点をつくる集束超音波(HIFU)機器で、サーマクールFLXは高周波(RF)エネルギーを皮膚に届けるモノポーラ高周波機器です。エネルギーの種類と届け方が異なるため、施術中の感覚、製造元が説明する効果の現れる時期、副作用の出方にも違いがあります。2つの方式を比較した小規模な研究では統計的な差はなかったと報告されており、どちらかが優れているというより、肌の状態と目的に合わせてカウンセリングで選びます。

ポイント

  • ウルセラ:超音波エネルギーを決まった深さに集めるHIFU
  • サーマクールFLX:高周波エネルギーを皮膚に届けるRF
  • ウルセラはリアルタイムの超音波画像で治療の深さを確認
  • 20人のスプリットフェイス研究で2方式間に統計的な差はなし
  • どちらの機器も赤み・むくみなどの副作用と個人差がある
ウルセラとサーマクールの違い:超音波と高周波の原理比較
超音波 vs 高周波理解を助けるためにAIで生成したイメージであり、実際の施術や結果とは異なる場合があります。

ウルセラとサーマクールは原理がどう違いますか?

ウルセラは超音波(HIFU)エネルギーを、サーマクールは高周波(RF)エネルギーを利用するという点が基本的な違いです。

ウルセラプライムは、超音波エネルギーを皮膚の下の特定の深さの一点に集めて小さな熱凝固点をつくります。製造元の取扱説明書は、音響エネルギーが吸収されることで組織を加熱し個別の凝固点をつくると説明しており、この熱がSMAS(表在性筋膜)と深部真皮のコラーゲンを変性・収縮させ、新しいコラーゲンの生成を促すと知られています。

サーマクールFLXの製造元は、ハンドピースが皮膚に高周波エネルギーを届け、冷却と振動の機能が統合されており、肌の状態に応じてエネルギーの伝達が継続的に調整されるよう設計されていると説明しています。高周波は光ではなく電流を利用する非剥離の技術です。

ウルセラプライムとサーマクールFLXの比較(製造元・許認可資料に基づく)
項目ウルセラプライムサーマクールFLX
エネルギー集束超音波(HIFU)モノポーラ高周波(RF)
伝達方式決まった深さに熱凝固点を形成皮膚に高周波を伝達、冷却・振動を統合
治療の深さ1.5、3.0、4.5 mm(トランスデューサー別)製造元による数値の提示なし
画像での確認DeepSEEリアルタイム超音波画像(最大8 mm)製造元の説明になし
効果の現れる時期(製造元)2〜3か月かけて2〜6か月かけて
持続期間(製造元)顔で1年以上まで1〜2年
よくある反応赤み、むくみ、圧痛、一時的な神経への影響施術中の痛み、赤み、むくみ
韓国MFDS許可輸許09-1024号(2026年時点)輸許18-245号(2026年時点)

治療の深さと施術中の感覚はどう違いますか?

ウルセラはトランスデューサーごとに焦点の深さが決まっており、サーマクールは製造元がエネルギーを皮膚に届けるとだけ説明しているため、到達する深さの数値は示されていません。

ウルセラプライムの治療焦点の深さは、トランスデューサーによって1.5 mm、3.0 mm、4.5 mmです。DeepSEEトランスデューサーで皮膚の下最大8 mmまで超音波画像を見ながら、トランスデューサーの密着状態と適切な治療の深さを確認する用途で、FDA 510(k)の認可を受けています。

サーマクールFLXの製造元は、施術中はチップが触れるときに短い熱感があり、続いて皮膚の保護と不快感の軽減のための冷却感を感じると説明しています。ウルセラの製造元は、施術時間は部位によって約30〜90分と案内しています。

効果の現れる時期と持続期間はどう説明されていますか?

製造元の説明では、ウルセラは2〜3か月、サーマクールは2〜6か月かけて改善が現れるとされています。

ウルセラの製造元は、初期のリフトアップ感を感じることはあるものの、最終的な結果は新しいコラーゲン・エラスチンが生成されながら2〜3か月かけて現れ、顔では1年以上続くこともあり、結果は個人によって異なると説明しています。サーマクールの製造元は、すぐに引き締まりを感じる場合もあり、肌の状態と老化の過程によって1〜2年続くことがあると説明しています。

20人を対象に顔の片側は単極高周波、もう片側はマイクロフォーカス超音波(MFU-V)で施術した6か月のランダム化研究では、どちらの方式でも顔・首のたるみが改善し、たるみの尺度と有害反応に統計的な差はなかったと報告されています。製造元の数値や研究結果は参考情報であり、個人ごとの結果を約束するものではありません。

副作用はどう違いますか?

どちらの機器も赤みとむくみがよく見られ、まれにやけどや一時的な感覚の鈍さ・しびれが生じることがあります。

ウルセラの取扱説明書によると、顔・首の臨床試験では、赤みは通常数時間、むくみは通常3〜72時間、触れたときの圧痛は2日〜2週間以内に消え、一時的な感覚の鈍さ・しびれといった神経への影響は通常2〜6週間以内に消えました。不適切な施術手技ではやけどや瘢痕が生じることがあると明記されています。

サーマクールの製造元は、施術中の軽度〜中等度の痛みはよく見られ、施術後の赤みは通常24時間、むくみは通常5日以内に消えますが、数週間続くこともあると案内しています。まれにやけど・水ぶくれ・かさぶた、主に首の部位の皮下結節、数週間続く感覚の鈍さ・しびれが報告されています。

自分に合う機器はどう選べばいいですか?

機器は、たるみの程度、希望する部位、禁忌事項の有無を確認したうえでカウンセリングで決めます。

CELITAクリニックはウルセラプライムとサーマクールFLXの両方を備えており、施術前にEVE V MUSE(イブミューズ)によるAI肌診断とソノファインダー超音波プローブで状態を確認します。どちらの機器も切らない施術のため、たるみが強い場合は期待できる変化に限界があることもカウンセリングであわせて説明します。

ペースメーカー・除細動器などの植込み型機器がある場合は、どちらの機器も施術の対象外となるため必ず伝えてください。妊娠・授乳中の方や、自己免疫疾患、糖尿病、てんかんがある方も、どちらの機器でも研究・評価されていない対象のため、カウンセリングで確認します。

よくある質問

どちらのほうが痛みが少ないですか?

痛みの程度は人によって異なるため、どちらかのほうが痛みが少ないとは言い切れません。集束超音波の研究では中等度の痛みが報告されており、サーマクールの製造元も施術中の軽度〜中等度の痛みはよく見られると案内しています。CELITAクリニックは静脈麻酔(睡眠麻酔)を基本的に提供しておらず、麻酔クリームの塗布は施術の種類に応じて検討します。

ウルセラプライムは従来のウルセラと何が違いますか?

FDA 510(k) K233996の要約によると、PRIMEのコンソールは外観デザインと画面が刷新され、最新の医用電気機器の規格に合わせてハードウェアが更新されています。超音波信号のエネルギーと治療ガイドラインは従来の機器と同じであると記載されています。

2つの施術を一緒に受けることもできますか?

複数の施術の組み合わせと順番は施術ごとに異なるため、カウンセリングで計画を検討します。2つの機器を一緒に検討する場合も、肌の状態と日程に応じて進め方を決めます。

ご注意

この記事は一般的な医療情報であり、診断や治療に代わるものではありません。効果、回復期間、副作用は肌の状態や個人によって異なり、施術の可否と計画は医師の診察後に決まります。異常を感じた場合は、施術を受けた医療機関にすぐご連絡ください。

参考資料

  1. Ultherapy PRIME 取扱説明書(Merz)
  2. Ultherapy 公式FAQ
  3. サーマクール 公式サイト(Solta Medical)
  4. Alhaddad 2019(RFとMFU-Vの比較)

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